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経済

2009年9月4日

PKFZ問題、経営スキルの欠如が明らかに=公会計委

〈クアラルンプール〉
公会計委員会(PAC)は9月2日、クラン港自由貿易開発地域(PKFZ)の開発問題に関しクラン港湾局(PKA)のO.C.パン元社長に対する喚問を実施、PKFZ計画に基本的な経営スキルが欠如していたことが明らかになった。PACによるパン元社長への聴取は5時間に及んだ。
PACのアズミ・カリド会長は、大規模プロジェクトでは必須である収支計画やキャッシュフローといった一般的な見積り計画がPKFZ計画には欠落していた点を指摘。ビジネスの基本となる収支計画の無い状態でのプロジェクト遂行により、計画は進んだものの財務面ではコストが過度に膨らむ結果となったとコメントした。
また、アズミ会長は、PKFZ計画ではプロジェクトの監視がされていなかったことや、PKFZ取締役員会に出席した政府代表者らも単に各関係省庁の代表として顔を出す程度だったことなどもPKAの経営スキル欠如を見抜けなかった要因だったと指摘した。
パン元社長はPKFZ問題の責任を認識しており、調査に対し協力的な姿勢を見せていたという。
PACは3日にPKAの元会長であるティン・チューペ氏とヤップ・ピエンホン氏に対する喚問を行い、調査報告書は10月に発表される予定だ。

提供:日刊アジアインフォ

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