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社会

2010年2月4日

不動産業界の大物、ン・テンフォン氏が死去

株式非公開会社で最大の不動産業者、ファー・イースト・オーガニゼーションを興したン・テンフォン氏が2月2日、死去した。82歳だった。

繁華街オーチャード・ロードにおけるショッピングビル開発のパイオニアで、ファー・イースト・ショッピングセンター、ラッキー・プラザ、オーチャード・セントラルなどが代表的建物。

香港にも参入しサイノ・グループを創業。ファー・イースト、サイノ合わせた年商は55億米ドル(約4,983億円)、資産は400億米ドル(約3兆6,243億円)超になる。昨年9月、フォーブズ・アジア版でシンガポール随一の資産家(資産額推定80億米ドル、約7,249億円)にランクされた。

ファー・イーストの声明によると、1月23日に脳内出血があり、手術を受けた。ホンリョン・グループを築き上げた故クエック・ホンプン氏と並ぶ民間不動産業界のパイオニアで、「近代的ショッピング街としてのオーチャードの基礎を築いた(不動産開発業者協会のスティーブン・チュー最高責任者)」。

中国・福建省の生まれで、6歳のとき両親とともに来星。家業はしょうゆ醸造・雑貨商。11人兄弟姉妹の長男だったため家業を継ぐことを期待されたが、不動産業界に身を投じ、1962年に初の不動産開発(テラスハウス建設)を手掛けた。

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