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経済

2009年1月15日

ホテル客室料金、低下の見通し

景気低迷を背景にホテルの客室稼働率は低下が予想され、客室料金も下がる見通しだ。客室料金は昨年が1泊平均203Sドル(約1万2,400円)で、接客ビジネスコンサルタントのHVSインターナショナルによると、料金は前年比で今年は171Sドル(約1万400円)に16%、来年は154Sドル(約9,400円)に10%、それぞれ下がる見通しだ。
客室稼働率についてHVSは、昨年の推定82%に対し、今年は75%、来年は72%への低下を予想している。
別のコンサルタント、C9ホテルワークスも、稼働率、客室料金の低下を予想。DBSグループ・リサーチは今年の客室料金について、15%の下落を予想している。
稼働率低下の最大の理由は入国者の減少だ。DBSリサーチは今年、4~6%の入国者減を予想している。過去最高だった2007年の1,050万人と比べれば10%の減少だ。
多数のホテルが建設されていることも事態を深刻化させている。ホテル客室数は2012年までの間に1万2,000室増える予定で、うち40%は年内に開業する。最も多いのはマリーナ・ベイ・サンズの2,600室。
雇用面では、ホテルに従業員削減の動きは見られない。安易な削減はサービスの低下を招くからで、フォー・シーズンズは必要な人員を確保すると表明した。

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