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経済

2009年1月20日

航空各社、輸送能力削減に着手

米国発の金融危機を発端とする不況による航空輸送需要の低迷を受け、航空各社は輸送能力の削減や割引航空券提供などに乗り出している。
シンガポール航空(SIA)の昨年12月の座席稼働率は、繁忙期にもかかわらず79.9%と4.4ポイント低下した。これまでに全運航便数の3%に相当する200便を廃止した。廃止した線にはシンガポール・バンコク・大阪便、インド・アムリツァル便が含まれる。
SIAの輸送能力削減は昨年下期から。上期はエアバス380型機とボーイング777-300型機の引き渡しを受けた結果、8.5%増加した。この先もエアバス330型機を20機、引き渡しを受けるが、輸送能力増加率は1%以下に抑える。
マレーシア航空(MAS)は昨年、6.4%の輸送能力削減に踏み切った。今年も同程度の削減を行う。
旅客獲得のため多くの航空会社が特別パック料金の提供に乗り出しており、12月の繁忙期に特別料金を提供した航空会社もあった。格安航空も客集めに躍起で、無料航空券などのプロモーションをかけている。
航空会社の国際組織、国際航空運送協会(IATA)によれば、全世界の11月の航空旅客数は前年同月比4.6%減、航空貨物は同13.5%の減少だった。

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