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経済

2009年1月22日

国民の所得格差、昨年は縮小

昨年の世帯間所得格差は縮小したことが、統計局が1月20日公表した統計から分かった。就労者が家族にいる世帯の所得格差を示すジニ係数は前年の0.489に対し昨年は0.481だった。
ジニ係数は0から1までの数値で示され、数値が1に近づくほど格差が大きいことを示す。全く格差がない状態なら係数は0になる。
所得が少ない世帯で、新たに職を求めた家族が増えたことが格差縮小に貢献した。シンガポールの世帯数(国民と永住者)は109万で、うち家族の1人以上が働いている世帯が91.4%を占める。
就労者が家族にいる世帯の昨年の所得の中央値は月7,750Sドル(約46万5,000円)と、前年より12.5%多かった。
所得層別では、上位10%のグループの世帯の所得は6.9%増の8,700Sドル(約52万2,000円)、中間層の世帯は12.2%(額にして1,420Sドル、約8万5,000円)の増加。下位10%のグループの世帯は9.3%(同340Sドル、約2万円)増だった。
物価上昇を考慮した実質所得増加率は、上位10%のグループが0.9%、中間層が5.4%、下位10%が1.8%になる。世帯所得の中央値では、増加率は5.3%で、前年の6.4%を下回った。

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