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金融

2009年1月29日

第4四半期の上場企業純益、55%減少

シンガポール取引所(SGX)上場企業で、1月27日までに第4四半期決算を発表した20社の純利益合計は6億1,190万Sドル(約364億円)で、前年同期と比べ55%減少した。
黒字は19社で、増益が11社。不動産投資信託(REIT)で増益が多く、分配金を増額した。赤字だったのはコーヨー・インターナショナルのみ。
通期決算では21社の利益合計が28億6,000万Sドル(約1,700億円)。前期との比較が可能な20社の純益合計は26億6,000万Sドル(約1,580億円)で、前期比21%減。
利益絶対額で首位は、油田開発用リグや不動産部門を持つケッペルの11億Sドル(約654億円)で、前期より3%減少した。チュー・チャオベン最高経営責任者(CEO)は受注取り消し、支払い遅延の増加を示唆しており、先行き業績悪化を見込み減配に踏み切った。
ケッペル子会社の通期利益では、シンガポール・ペトロリアム(SPC)は55%、ケッペル・ランドは71%の減少だった。一方、ケッペル・ランドのREIT部門子会社、K・REITアジアは増益で、分配金が167%増加した。
アナリストはREITの先行きを有望視している。好景気の時に契約した賃貸料で収入が見込めるためだ。国内最大のREITはキャピタモール・トラストで、分配金を13%増やした。

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