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経済

2009年1月14日

空港業務のスイスポート、3月に撤退

空港地上業務のスイスポート・インターナショナルは3月をもってシンガポールから撤退する。顧客が増えず、経営的に成り立たないためだ。
スイスポートの顧客は、スイス・インターナショナル、ノースウエスト、タイガー・エアウェイズ、エア・アジアの4社のみで、撤退は予想されたところ。
昨年3月、同社幹部は地元紙との会見で「政治的影響力と同業他社による値下げ攻勢」のため、業務を拡大できないでいると不満をあからさまにしていた。
スイスポートは2005年の地上業務の開放に際し、シンガポールに参入した。既存業者の最大手はシンガポール航空子会社のシンガポール・エアポート・ターミナル・サービシズ(SATS)で、80%という圧倒的シェアを握っている。もう1社はエミレーツ・グループのCIAS。
地上業務開放は競争原理の導入を通じサービス料金の引き下げを促すのが狙いで、シンガポール民間航空庁(CAAS)によれば、スイスポートの参入後、地上業務料金は平均15%下がった。
しかし既存2社の締め付けは強かったようで、スイスポートは顧客を増やすことができなかった。同社は欧州業務で収入の半分を上げており、アジア、中東、アフリカ業務の占める割合は4%以下。

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