シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP三井住友海上福祉財団、シンガポールの研究者4名に助成

日系企業

2009年1月14日

三井住友海上福祉財団、シンガポールの研究者4名に助成

財団法人三井住友海上福祉財団は、2008年度海外研究助成をシンガポールの研究者4名、タイの研究者3名にそれぞれ授与することを発表した。

スクリーンショット 2015-12-04 19.19.22
交通事故または各種災害と高齢者福祉の2部門が対象で、日本国内では1975年から実施、昨年から海外研究助成が行われるようになった。2008年度は48件の研究に対し計4,260万円が助成された。1975年からの累計では1,572件、のべ19億6,700万円を助成している。過去に助成を受けた研究者には、ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の監修者としても知られる東北大学の川島隆太教授や、骨髄幹細胞を用いた脳神経再生研究の世界的な先駆者である札幌医科大学の本望修教授などがいる。
1月13日にシンガポールで行われた贈呈式では、同財団専務理事の関口和夫氏が4名の研究者に贈呈書を手渡した。研究者らはこれから約1年間かけて研究を行い、研究成果はレポートにまとめられて同財団のホームページなどで公表される。
関口氏は「交通安全、高齢者福祉といったテーマは、日本だけでなくシンガポールでも取り組まなければならない課題。三井住友海上グループが提唱する豊かな社会作りへの貢献を実践する形のひとつであり、今後シンガポール、タイ以外の国々でも少しずつ範囲を広げ、東南アジア各国でも貢献していきたい」と語った。
また、三井住友海上アジアホールディングスCEOの和氣秀樹氏は「昨年初めてシンガポールで研究助成が行われたが、民間企業による研究助成は珍しいということもあり、理解され難い面もあった。今後も長く取り組んでいくことが大事」と語った。
2008年度海外研究助成テーマ(シンガポール)
「人工知能を備えた理学療法装置の開発」(シンガポール国立大学)
「人間の歩行動作の分析および高齢者の移動を助ける外骨格的補助具の設計と開発」(南洋理工大学)
「運動と健康的な食物摂取:高齢者のデジタル健康ゲームの受容と採用」(南洋理工大学)
「シンガポールの中学生との共同作業による交通安全改善のための可能性の概念化と道具となる試作品の設計・製作」(シンガポール国立大学)

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP三井住友海上福祉財団、シンガポールの研究者4名に助成