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金融

2009年1月7日

昨年のワラント売買、25%減少

シンガポール取引所(SGX)における昨年のワラント(新株引受権を表示する有価証券)売買高は211億Sドル(約1兆3,300億円)で、前年と比べ25%減少した。
第4四半期の売買高は前期比3.9%減の39億Sドル(約2,460億円)で、米証券リーマン・ブラザーズの破たんによる株価の急落で、株やデリバティブ(金融派生商品)全般の取引が低迷したのが主因だ。
株式を含めた昨年の市場全体の売買代金は36%減の3,683億Sドル(約23兆2,000億円)で、ワラント取引の占める割合は前年の4.9%から5.2%へ拡大した。仏ソシエテ・ジェネラルのアジア担当幹部は、ワラントに投資する投資家が増えるとの予想から、今年は6%への拡大を予想している。
取引が多かったのは香港のハンセン指数に連動したワラントで、第4四半期はワラント売買代金の73%、通年では48%を占めた。ストレーツ・タイムズ指数連動ワラントも人気があり、ハンセン指数とストレーツ・タイムズ指数連動ワラントで第4四半期取引の85%を占めた。
株価下落にかける「プットワラント」の取引は通年で全体の31%と前年の23%より増加した。
ワラント発行件数は1,184件と31%減少した。市場が安定しないとリスクヘッジが難しいため、発行業者が慎重になったためだ。

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