シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPAPEC首脳会議が閉幕、次期議長国はシンガポール

国際

2008年11月26日

APEC首脳会議が閉幕、次期議長国はシンガポール

ペルーで開かれていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は23日、首脳宣言を採択して閉幕した。次の議長国はシンガポールで、リー・シェンロン首相は域内経済統合を優先課題とする方針を表明した。
首脳会議では金融危機による域内の景気低迷を回避するための手段、経済統合、食糧安全保障、気候変動などが話し合われた。
リー首相は議長国として◇貿易自由化◇規則の簡素化を通じたビジネスのしやすい環境作り◇国・地域間の運輸・物流ネットワークの改善――を通じ域内統合のテーマに取り組む意向を表明した。
首脳宣言には「18カ月で危機の克服を目指す」との表現が盛り込まれたが、リー首相は「危機は克服できるとのメッセージを伝えるのが首脳の意図だ」と語った。
会議では、域内全域を取り込んだ自由貿易区に対する支持も表明されたが、リー首相は「加盟国・地域の経済は多様で、21カ国・地域による自由貿易協定(FTA)調印といった劇的なことは期待できない」とした。
しかしシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの環太平洋4カ国が交渉を進めているFTAについて、「米国、ペルー、豪州が参加を表明しており、重要な組織になる」と期待を表明した。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPAPEC首脳会議が閉幕、次期議長国はシンガポール