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経済

2009年7月28日

豪ライナス、マレーシア第2工場建設に10億リンギ投資へ

〈クアラルンプール〉
探鉱及び化学処理の豪ライナス・コープは、マレーシアにおいて2カ所目となる工場建設に10億米ドル(約949億円)を投じる方針だ。ライナスの技術開発担当マイク・ベイジー副会長が明らかにした。企業化調査は2010 年初頭に始まる予定で、調査を含めた工場建設には3-5年かかる見通しだ。
パハン州ゲベン工業団地におけるランタノイド系希土類処理工場建設に出資している中国国営企業の中国有色鉱業集団(CNMC)が工場建設、ニオビウムなどの生産を行う見通しだという。
CNMCは2カ所目の工場建設に2億5,000万米ドル(約237億円)の融資を申し出ているという。また、中国の銀行からの融資調達も保証するとしている。
CNMCは中国において世界有数の規模のニオビウム工場を所有しており、工場運営のノウハウを持っている。ニオビウムは特殊鋼の不純物で、超電導材料としてガス・パイプラインや航空エンジン、磁気スキャナーなどの製造に利用される。
パハン州のランタノイド工場は資金繰りの問題で建設が一時中止されていたが、10月に建設が再開される見通し。2010年末までに第1工事が完了する予定で、2011年までに処理能力の倍増のため3億リンギ(約82億円)が投資される見通しだ。工場建設はライナスのマレーシア子会社、ライナス・マレーシアが担当している。

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