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経済

2009年7月6日

今年の外国投資額、前年比50%の縮小の見通し=MIDA

〈クアラルンプール〉
今年の外国直接投資(FDI)は前年比で50%まで落ち込む見通しだ。2日開催された「2008年国際貿易・産業報告書」の発表式典においてマレーシア工業開発庁(MIDA)のワハブ・ハミド副長官が明らかにした。
同副長官は、今年1~5月までの期間に承認されたFDIは42億リンギ(約1,140億円)を計上したと報告。今年全体では昨年のFDI額461億リンギ(約1兆2,560億円)の約半分になるだろうと語った。来年は275億リンギ(約7,490億円)を予想している。
ムスタパ・モハマド通産相は、先に発表された数々のサービス業自由化導入により、今年中盤からFDI が活発化し始めると予想。政府の新貿易投資促進戦略もFDI 促進に貢献すると語った。2009 年は10件の貿易投資使節団派遣を計画、25件の特別使節団派遣を計画している。
同相は加えて、政府が行っている、2010年までに関税ゼロを目指す政策によっても輸出とFDI が促進されると強調。市場の開放により、投資家の投資意欲が高まると語った。政府は2010年1月1日までに、▽魚▽パーム油▽鉱物▽化学品▽鉄鋼――など2,123品目の輸入関税を廃止する計画だ。現在輸入関税率が10~100%である▽タバコ・タバコ製品▽熱帯性果物――なども5%に減税される。コメ・コメ製品は慎重な対応が必要となる食品であるため、現在の輸入関税40%が20%に引き下げられる。
ムスタパ大臣は、経済の回復は欧米・日本などの経済状況から考えると、各国やマレーシアの景気刺激策が効果を発揮し始める今年後半以降から2010年になるだろうと予想した。

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