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政治

2009年1月30日

トレンガヌ州でシリカ採掘事業を拡大=天然資源環省

〈クアラルンプール〉
天然資源環境省の鉱物・地球科学局は、トレンガヌ州政府に対し、シリカ(二酸化ケイ素)採掘、加工業を促進させ、州産業を発展させるよう要請する方針だ。
同省のユヌス・アブドル・ラザク鉱物・地球科学局長は、トレンガヌ州はシリカが豊富で、州内でシリカを採掘するだけでなく、精製、溶解し、国内産製品を生産していく計画だとコメント。同局ではまずシリカペレット生産を行い、後に国内企業に技術を引き渡すことを計画しているという。この他、輸出用として既存のシリカウェハー(基板)に加え、結晶シリカも生産していく。
現在、シリカ砂の90%はサラワク州で採掘されており、主に台湾や日本、中国向けに輸出されている。マレー半島部で採掘される残りの10%はシンガポールに輸出されている。2007年の国内総生産(GDP)の中では、鉱産物生産は2%を占めており、輸出高は25億リンギ(約625億円)を計上。このうち▽石炭(1億1,800万リンギ、約29億5,000万円)▽金属鉱物(4億6,500万リンギ、約116億3,000万円)▽工業鉱物(19億5,000万リンギ、約487億6,000万円)――を占めている。
鉱物・地球科学局の調査報告によると、スズ埋蔵の可能性が高いのはペラ・パハン・トレンガヌ州、鉄はトレンガヌ・パハン・クランタン州、銅はサバ・パハン州、金はパハン・クランタン・トレンガヌ・ジョホール・サラワク州だという。

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