シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP国内企業の楽観度が大きく後退=グラントソントン

経済

2009年1月7日

国内企業の楽観度が大きく後退=グラントソントン

〈クアラルンプール〉
国際コンサルティング会社のグラント・ソーントンが行った市場調査、「グラント・ソーントン国際ビジネスリポート」で、マレーシアの中・大企業(MLE)のビジネス楽観度がここ12ヵ月で大きく後退していることがわかった。
SJグラント・ソーントンの、N.K.ジャサニ社長は、マレーシアのビジネス楽観度は12ヵ月前のプラス38%から、現在はプラス2%に大きく後退していると発表した。同数値は楽観している企業から悲観している企業を差し引いて、全体の楽観度を算出している。
後退の原因として、同社長は、▽株式市場の停滞▽大手企業の業績悪化▽輸出の減少▽一次産品価格の大幅な値下がり――を挙げた。この状態は、一次産品価格の見通しと連動しており、今後6~12ヵ月続くと見ている。
国内MLEが最も懸念していることは需要の低下であり、次に消費者信用残高の減少だという。ジャサニ社長は、需要低下は労働者の解雇や賃金カットによる可処分所得の減少が原因だと指摘、企業向け貸付残高の減少は銀行が融資に慎重になっていることが背景にあると説明した。
MLEのビジネス楽観度は世界的に大きく減少しており、12ヵ月前はプラス40%だったのに対し、今回の調査ではマイナス16%となっている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP国内企業の楽観度が大きく後退=グラントソントン