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日系社会

2008年11月27日

日本財団、マラッカ海峡保安に9百万リンギを寄附

〈クアラルンプール〉
日本財団はマラッカ海峡の安全と環境保全強化の目的で250万米ドル(約2億4,000万円)を寄附する。国際海事機関(IMO)とマレーシア・シンガポール海峡沿岸3カ国(マレーシア、シンガポール、インドネシア)が共同で進めている「海洋電子ハイウェー計画(MEH)」の一環である「航行援助施設基金」を通して行う。マラッカ海峡の保安と環境保全に関する国際シンポジウムにおいて日本財団の笹川陽平会長が明らかにした。
MEHは1,627万米ドル(約16億円)をかけたプロジェクトで、気象や海流、潮流などの海象に関するリアルタイム情報や予測データを表示、船舶の安全航行に必要な情報を統合するシステムを整備する計画。2006年に予備調査が始められたMEHは現在は実施段階にあり、2011年の完了が予定されている。
シンポジウムに同席したオン・ティーキアット運輸相は、日本財団の寄附に感謝の意を示した上で、沿岸3カ国のみがマラッカ海峡の保安、環境保全のスポンサーである必要はないとし、海峡を利用する海運業者などからの協力を呼び掛けた。加えて、マラッカ海峡における船舶の通行量は今年8万隻にのぼる見込みで、世界経済の成長とともに増えると予想されていると述べ、持続的な保安活動の重要性を訴えた。

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