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社会

2008年11月12日

経済企画局が「マレーシアキッチン」に事業停止命令

〈クアラルンプール〉
首相府経済企画局(EPU)はマレーシア政府観光局(ツーリズム・マレーシア)関連会社のペンペナに対し、海外でフランチャイズ方式のハラル・マレーシア料理店を展開する「マレーシア・キッチン・プログラム」の事業停止を命じた。情報筋によると、汚職摘発庁(ACA)による資金の行方などに関する調査が解決するまでの措置だという。
アザリナ・オスマン観光相は、下院議会でペンペナには同プロジェクト推進のために4年間で合計3,000万リンギ(約8億4,700万円)を割り当てたことを公表。10月15日までに910万リンギ(約2億5,700万円)が支出され、残りの90万リンギ(約2,500万円)は年末までに使われる見通しで、残りの2,000万リンギ(約5億6,500万円)は向こう2年の為に割り当てられていると述べた。しかし、投資に対するリターンはいまだにゼロだと指摘した。
ACAは「マレーシア・キッチン」などペンペナ関連の事業に関する監査報告が懸念を抱く決め手となったとしており、事業が存続可能かについて調査するという。ペンペナは幹部職員の不正に関する疑惑も浮上している。
「マレーシア・キッチン・プログラム」はマレーシア政府が自国の食文化を広めるために提唱している政策で、2009年までに世界1,000店舗を目指し、ロンドン、バイスバーデン、ヘルシンキ、ロッテルダム、モスクワ、東京などの各国の大都市でレストランを展開している。

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