シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオバマ氏の米大統領選勝利、マレーシア政府は歓迎模様

政治

2008年11月6日

オバマ氏の米大統領選勝利、マレーシア政府は歓迎模様

〈クアラルンプール〉 米国の大統領選挙で「対話外交」を掲げる民主党のバラク・オバマ氏が勝利したことを受け、これまでのブッシュ共和党政権とぎくしゃくした関係だったマレーシア政府はおおむね歓迎の気配だ。
投票に先だってライス・ヤティム外相は、「米国がもっと全世界的な政治的態度をとることを世界は求めている」として、対話路線のオバマ氏支持を表明。オバマ氏が同盟諸国との関係修復やイラン、キューバとの対話を約束していることに触れ、マレーシアにとっても良いことだと指摘し、オバマ政権の下で両国の関係修復が進むだろうと期待を示した。
一方、オバマ氏が対パキスタン政策でテロリスト掃討のための武力行使の可能性を否定しないとする、これまでと違った態度を示していることへの懸念の声も上がっており、政権奪取を目指す野党連合・人民同盟(PR)率いるアンワル元副首相は、「パキスタンを見下す態度に等しく、オバマ氏はいまだこうした態度をとり続けている」として警戒感を示した。
マレーシア投資家協会(MIA)は、「米国の製造業が25年ぶりの低水準となり、消費は低迷、失業率は高い水準にあるとし、クリスマス頃には失業率は9%に達し、200万人が職を失うだろう」と分析。誰が新しい大統領になろうが、米国における金融危機はしばらくは尾を引くとの見解を示している。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPオバマ氏の米大統領選勝利、マレーシア政府は歓迎模様