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経済

2013年8月30日

TPP参加、市場の拡大につながる=自動車研究所CEO

〈クアラルンプール〉
マレーシア自動車研究所(MAI)のマダニ・サハリ最高経営責任者(CEO)は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加した場合は、市場の拡大につながると述べ、TPPに対し前向きな見方をしていることを明らかにした。

マダニCEOは、国民車のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)およびプロトンと共にTPPについての話し合いを開始したと述べた。TPP参加によるマイナス影響を避けるために、国民車メーカーは企業改革が必要との見解を示した。現にプロドゥアはすでに自動車価格の引き下げを行っていると述べた。

またマダニCEOは政府が自動車産業において自由化をすすめていることから、自動車メーカーは国際競争力を高める準備を進めていると述べた。

政府は今年、自由貿易協定(FTA)に基づき日本およびオーストラリア製の自動車に対する輸入関税を3年かけて段階的に引き下げ、2016年にはゼロにすると発表した。マダニCEOは、FTAがなければ他国に勝つことができないとコメントした。

2009年に発表された国家自動車政策(NAP)では、電気自動車やハイブリッド車のマレーシアにおける製造ライセンスが自由化された。マダニCEOによると、現在見直しが行われているNAPは、年内の発表が見込まれている。排気量2,000cc以下のハイブリッド車に対する物品税および輸入税を免除する措置の延長や、低燃費自動車(EEV)の製造の支援や国内組立生産(CKD)車の物品税に関するインセンティブが盛り込まれると見られている。

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