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経済

2010年4月30日

マレーシアの上場企業、株主配当実施が増加=MSWG

〈クアラルンプール〉
少数株主監視機関(MSWG)はこのほど、マラ工科大学(UiTM)と共同で上場企業の株主配当状況の調査「2009年配当調査」を実施、 2004~2008年にかけて徐々に配当を行う企業が増えていることが明らかになった。調査の対象となった上場企業819社のうち、2008年時点で配当を行なった企業は14%の113社にのぼった。
UiTMのノルマ・オマル教授は、配当を実施する企業が増えていることについて、上場企業の数が自体が増えていることも理由のひとつだが、もうひとつの理由としてより企業が配当を支払うことで財務状態が良好であることをアピールできるためだと指摘。また、投資家が配当を目当てにしているということが理解されてきたためと語った。
MSWGのリタ・ベノイ・ブション最高経営責任者(CEO)は、配当付きであるかないかで企業の資本管理のよさが推測できると指摘。定期的に適額の配当を行っている企業は長期的な投資家を呼び込むと語った。
2008年の配当支払いが最も良かった企業は▽ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(1株につき2.63リンギ、約77円、配当率5.9%)▽DIGIドットコム(1.95リンギ、約57円、9%)▽ネスレ(1.29リンギ、約38円、4.8%)−−となった。これらの3社は5年連続でトップの座を占めており、今後も高い配当を約束すると予想される。
産業別で見ると、2008年に高い配当を支払った産業は▽インフラ▽金融▽農園――となった。

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