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社会

2010年4月27日

世界初のデング熱ワクチン、保健省が近く発表

〈クアラルンプール〉
保健省が民間企業と共同で開発したデング熱ワクチンが、近く発表される見通しだ。保健省のイスマイル・メリカン事務次官が明らかにした。デング熱ワクチンは世界でも研究が進められているが、実用化はされておらず、今回のワクチンが世界初と
なる。
マレーシア国内では今年1月~4月17日の間に1万4,780人がデング熱に感染しており、52人が死亡している。昨年同期の感染者数は1万6,684人で40人が死亡した。保健省ではデング熱の症状を見せている患者を帰宅させずに、専門医による診察を受けさせるよう呼びかけている。デング熱は適切な治療を受けない場合は死に至るため、特にデング熱感染が疑われる場合はすぐ入院させる必要がある。
イスマイル事務次官によると、誤診を受けて帰宅後に症状が悪化し死亡に至ったケースもあり、統計では死亡件数の77%が治療により防ぐことのできた例だったとの結果が出ている。入院中のデング熱患者に対しても定期的な回診を実施し、アシドーシスなどの症状を見逃さないことが重要だという。
同事務次官はデング熱ウイルスの媒介となる蚊の繁殖を防ぐためにも、住居や庭を週1度チェックし、蚊が繁殖しやすい水溜りなどがないかを確認することが重要だと加えた。

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