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金融

2010年4月27日

自動車販売に利上げが徐々に影響、下期は先細りの見込み

〈ペタリンジャヤ〉
3月初めに中央銀行バンク・ネガラが翌日物政策金利(OPR)を0.25ポイント引き上げ2.25%にして以降、自動車ローン金利は国民車で平均0.25ポイント、非国民車で同0.7ポイント上昇しており、ディーラーは販売への影響が出始めていると感じている。
3月の新車登録台数は5万6,139台となり、前年同期比25%の高い伸びを示したが、2月が営業日が少なかったことに加え、利上げ前の駆け込み購入が多かったためとみられ、自動車業界では利上げの影響は4月以降出てくると予想している。
プロトン車販売のプロトン・エダル・ディーラー協会(PEDA)によると、国民車のローン金利は元々信用リスクが高いことから利上げ前から非国民車より高く設定されていたが、利上げにより今後マイナス影響が出てくるとみられる。国民車の以前のローン金利はは3.5~3.75%だったが、利上げ後はローン期間が5年以下で3.75%、6~7年で3.9%、8~9年で4%にそれぞれ引き上げられた。
ホンダ車販売のカー・モーターによると、非国産車の場合、ローン金利はこれまで2.4~2.8%だったが、利上げ後には3.25~3.5%に引き上げられた。
OSKリサーチは、ディーラーが利上げ予想を煽ったことが3月の高い販売台数につながったと指摘。新経済モデル(NEM)に基づく補助金削減の実施が間近に迫ればインフレ圧力を増すことにつながり、下期の自動車販売は先細りになるだろうと分析した。

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