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経済

2010年4月26日

ASEAN中国FTA、セーフガードが必要=アルミ団体

〈クアラルンプール〉
マレーシア製造業者連盟アルミニウム製造業者グループ(FMM AMGM)は4月22日、通産省とのダイアログに宛てた覚書で、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国との自由貿易協定(FTA)における競争条件が公平ではないとの見解を示した。
覚書によると、上海期貨交易所で取引される原材料価格はロンドン金属取引所と比べて安いため、安価な中国製品が輸入され、ASEAN内のアルミニウム産業などが影響を受けるという。FMM AMGMは、不公平な条件が改善されるまで、関税撤廃を延期するなど、ASEAN加盟国が共同でセーフガード(緊急輸入制限措置)を設けることを提案した。
FMM AMGMは、インドや欧州連合(EU)などは中国製アルミ製品に対するセーフガードを発動していると指摘した。
ムスタパ・モハメド通産相は、政府は状況を見守っている段階で、ASEAN−中国FTAは守ると発言した。マレーシア金型工業協会は通産省に対し、技術者の海外流出や訓練プログラムの不足が原因で労働者が不足しており、今後需要が増えるにつれて人材が必要になるとする覚書を提出した。

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