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政治

2010年4月21日

ナジブ首相、日本の高付加価値産業に投資呼びかけ

ナジブ・ラザク首相は4月20日、訪問先の東京で、経団連、日本貿易会、日本商工会議所、経済同友会との昼食会に出席、マレーシアは高付加価値産業の誘致を重要と捉えており、またオートメーション化により外国人労働者依存の労働構造を打開することを目標としているとコメント。更なる日本企業の投資誘致を行う所存だとコメントした。
首相は、日本企業に対して、マレーシアは成長社会であり、親ビジネス国であることを強調したいと述べ、高付加価値・資本集約型の産業、特に▽革新技術▽グリーン技術▽ナノテクノロジー▽オートメーション――などの誘致を促進するための環境を整えていく所存だと述べた。
また、新経済モデルにも盛り込まれている教育制度の改革にも触れ、より多くの大学院レベルの労働者の育成にも力を入れていきたいと述べた。マレーシアは現在220万人の正規外国人労働者、100万人の不法外国人労働者を抱えており、これらの労働者を減らすためにも、また多くの企業が大学院レベルの教育を受けた労働者を必要としてきている現実を踏まえ、高学歴の労働者育成が必須であると語った。
この他、経済減速回復のために一般企業の果たす役割が歴史的に大きくなってきていることを指摘し、多くの政府系企業を民営化、「第2の民営化の波」が来ている事を報告、またビジネス環境においても、様々なサービス業の自由化、政府機関での手続きの迅速化、簡易化が図られていることを強調した。

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