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社会

2010年4月21日

アイスランド火山噴火、KLIAでも被害  450トンの貨物が足止め

〈クアラルンプール〉
アイスランドの火山噴火による火山灰の影響を受けた飛行制限で、欧州の多くの地域で空港が閉鎖され、空の便や貿易などの経済活動に影響が出ている。
クアラルンプール国際空港(KLIA)では欧州行きの貨物450トン以上が足止めとなっている。ロンドンとパリ、フランクフルト、アムステルダム行きの便に影響がでている。マレーシア航空(MAS)の貨物部門子会社、MASカーゴのシャハリ・スライマン社長によると、ドバイやタシュケントでも欧州行きの貨物が足止めとなっているといい、倉庫に一般貨物が残っている状態だという。
MASカーゴは4月17日以降、新規の予約受付を停止している状態で、欧米での状況が改善次第、通常の営業を行う方針だ。
航空輸送業者連盟(AFAM)のウォルター・キュラス会長は、KLIAで足止めとなっている貨物が完全にクリアされるまでにはもう少しかかるとコメント。 MASカーゴ以外にもKLエアポート・サービシズの貨物50トンも足止めとなっており、欧州からマレーシアへの貨物にも影響がでているという。一般貨物に加えて電気製品などの貨物も空港に残っているという。
サプライチェーンの業者などに多大な損害が出る可能性が多く、特に航空会社の損害額は数十億リンギ規模になるとの見通しを示した。
ムスタパ・モハメド通産相は、マレーシアへの影響は今後状況が長引けば出てくるとしたうえで、マレーシアの最大の貿易相手はアジアで欧州ではないことから甚大な損害は出ていないと述べた。
RAMの主席エコノミスト、イア・キムレン氏は世界貿易の80%は海運が担っているため影響は多大ではないと指摘した。

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