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社会

2010年4月15日

新型インフルで1人死亡、保健省はワクチン接種呼びかけ

〈クアラルンプール〉
新型インフルエンザA(H1N1)の新たな流行が懸念される中、1人が新型インフルエンザAの合併症により死亡した。4月初旬にはマラッカ州で母娘2人が新型インフルエンザAの合併症により死亡しており、マレーシアでH1N1による累計の死者数は81人となった。
死亡したのは弁護士の男性(42)で、インフルエンザ様疾患(ILI)の症状を訴えて4月2日にジョホールバルの私立病院に入院、検査でH1N1への感染が確認され、集中治療室(ICU)で治療を受けたが症状は悪化。シンガポールの病院に転院されたが、治療を受ける間もなく、肺炎や腎不全、敗血症などの合併症により12日、死亡した。
保健省によると、12日時点で全国の病院で678人のILI 感染者が治療を受け、内66人がH1N1に感染したことが判明したという。5人はICUで治療を受けた。
クランタン州では中等学校で生徒42人がインフルエンザの症状を訴えたため、13日から3日間、一次休校措置をとっている。生徒は自宅隔離措置を受け、病院で治療も受けたという。
保健省のイスマイル・メリカン事務次官は、H1N1の流行第2波が訪れた訳ではないとしたうえで、同省は流行第1波の経験から適切な備えを行っていると強調した。
リオウ・ティオンライ保健相は、持病がある人や妊娠中の女性など、高リスクグループの国民に対し、政府系病院における無料ワクチンの接種を呼びかけた。

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