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経済

2010年4月15日

マレーシアの経済成長は5.3%=アジア開銀 来年は5.0%と予想

アジア開発銀行(ADB)は4月13日、「2010年アジア開発見通し(ADO2010)」を発表、マレーシアの経済成長については2010年を5.3%、 2011年を5.0%とそれぞれ予想した。なおアジア全体の経済成長率については2010年を7.5%、2011年はやや下がって7.3%と予想。 2009年実績は5.2%だった。
報告書の中でADBは、アジアの開発途上国の経済回復は堅調であり、国内需要が強化されればさらに成長が続いていき、世界経済を牽引していくと予想した。回復に従って消耗品の価格を刺激し、今後2年間のインフレ率は4%ほどになると予想。海外需要の回復が緩やかなため経常黒字は減少し、国内需要の増加が見られるだろうと予想した。
今後の懸念材料としては、▽予想より遅い世界経済回復▽経済刺激策の効果が見られない▽民間需要が経済回復に寄与するほど強化されない−−などが挙げられた。アジア地域では特に、国際的な消耗品価格の値上がりに伴う食料品の値上がりが、貧困層へ深刻な影響を与えることが懸念されている。
東南アジア地域については、2010年の経済成長は5.1%と予想。2009年は10ヵ国のうちの5ヵ国(ブルネイ、カンボジア、マレーシア、シンガポール、タイ)がマイナス成長を記録したため1.2%に落ち込んだ。2010年の大きな回復は主に海外貿易と投資の回復によるもので、2011年はさらに成長が加速されると予想されている。
東アジア地区の成長は8.3%、南アジア地区は8.2%、中央アジア地区は2.7%、太平洋地区は3.7%と予想。この中で特に中国の2010年の成長は9.6%、インドは8.2%と予想されている。

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