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社会

2010年4月16日

エアアジアX、ソウルへの乗り入れ権獲得か

〈クアラルンプール〉
長距離格安航空会社エアアジアXに対し、韓国ソウルへの乗り入れへの認可が下りた模様だ。アズラン・オスマン・ラニ最高経営責任者(CEO)は、「ビジネス・タイムズ」の電話取材に対し、ソウルへの乗り入れに関してマレーシア運輸省から文書での正式認可は受けていないとしたうえで、昨年には前年比15%も減少したソウルからマレーシアへの観光客の増加に貢献することができると述べた。
エアアジアXはA330型機をクアラルンプール(KL)-ソウル線に利用する予定だという。同CEOはKL-シドニー、KL-ジェッダ線の就航認可も望んでいるとコメント。これらの路線への就航はいまだに認可が下りていない。アズランCEOは、エアアジアXがシドニーとソウルに乗り入れなかった場合、マレーシアの航空セクターは30億リンギ(約865億2,000万円)の売り上げを逃すことになると指摘した。
ある空港アナリストは、マレーシア航空(MAS)のシドニー線を保護するために、エアアジアXに対する認可が下りないと予想しているという。MASは来年8月以降、A380s型機6機の引渡しを受ける予定であるが、既存路線での採算が合わないのが現状だという。豪州からマレーシアへの航空便利用客数は昨年、25%増加しており、シドニー線は多くの利用客が見込まれる。
エアアジアXは3機のA330型機を調達し、2011-2015年には新たに17機の納入を受ける予定で、新規路線の開拓を積極的に行っている。同CEOによると、シンガポール、インドネシア政府がエアアジアXの路線拡大に同国の空港を利用しても良いとの姿勢を示しているという。
エアアジアXについては、年内に羽田への乗り入れを開始するとの情報もある。

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