シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP3月の物価上昇率、6.7%の高水準

経済

2008年4月25日

3月の物価上昇率、6.7%の高水準

統計局は4月23日、消費者物価指数(CPI)で見た3月のインフレは前年同月比6.7%で、1982年3月以来の高水準だったと発表した。12月、2月同様の高い数字で、世界的な食糧の値上がりと原油価格高騰が主因だ。
CPIの23%を占める食品指数の上昇率は7.6%で、加工食品、コメ、シリアル、乳製品、生鮮野菜・海産物、鶏肉が値上がりした。
運輸・通信指数は7.9%上昇。ガソリン、乗用車価格、タクシー運賃上昇が理由。CPIの21%を占める住宅指数は8.1%の上昇で、住居費、電気料金が上がった。
3月のCPIは前月比では0.1%低下した。1~3月のCPI上昇率は前年同期比6.6%。通年では政府は4.5~5.5%の上昇を予想している。
高インフレはまだ数カ月続くとエコノミストは予想している。シンガポール金融管理庁(MAS)はSドル高容認で輸入インフレ抑制を図っているが、UOB銀行のエコノミストは、為替政策だけでは対策として不十分との意見だ。
教育費、医療費、道路利用料金も上がっており、Sドル高では対処できないからだ。また先行き、世界的不況が起これば一次産品価格が急落する可能性があるとするエコノミストもいる。

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