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社会

2008年4月22日

ニコル・ハイウエー崩壊事故、保険金請求が決着

4年前のニコル・ハイウエー崩壊事故をめぐる数百万ドル規模の保険金請求事案が決着したもようだ。関係当事者は、工事監督機関の陸運局(LTA)、工事を請け負った西松建設、および三井住友海上保険の3者。
消息筋は「最近、友好的に話がまとまった。訴訟を回避したことにより、法廷費用がかからず、短期間で決着がついた」と語った。
支払額、受取人は明らかにされていながが、LTA、西松とも支払いを受けたもようだ。オフショア保険のため、今回の支払額はシンガポール損害保険協会の統計には含まれない。
事故があったのは2004年4月20日で、地下鉄MRT環状線のニコル・ハイウエー駅建設のための工事現場で土留め壁が崩れ、4人の労働者が死亡した。ニコル・ハイウエーも一部、陥没した。
事故調査の結果、西松の幹部3人とLTAプロジェクト管理者1人が起訴され、8,000~16万Sドル(約61~1,225万円)の罰金を受けた。西松も20万Sドル(約1,530万円)の罰金を命じられた。
駅舎は事故現場から100メートル離れた場所に建設された。新駅建設費用(3億Sドル、約230億円)は西松が負担したとされる。三井住友海上はアビバのアジア損保事業を買収した結果、ニコル・ハイウエー工事に対する保険を引き継いだ。

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