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金融

2008年4月18日

住宅販売低迷、銀行は住宅ローン奪い合い

住宅販売の低迷で銀行は住宅融資の保持、獲得に躍起で、小さくなったパイをめぐり奪い合いが起きている。
銀行間金利が低下しているため、金利引き下げで顧客保持を図っている銀行が多く、地元最大手のDBS銀行は、2年間に2回、金利再設定を認める商品の発売を開始した。同2位のUOBは、金利に関係なく最初の36カ月間は顧客が返済額を設定できる商品を提供している。
英スタンダード・チャータード銀はさらに積極的で、銀行間金利の低下に応じ自動的に融資金利を引き下げるサービスを開始した。この種のサービスは初めて。拘束期間を過ぎ、融資残額を一度に返済しても罰金が生じない顧客が対象。
銀行が前回、金利調整に乗り出したのは2005年。前年末、金利が上昇したためで、数回にわたる引き上げが実施された。
スタンダード銀の融資担当者は「競争力ある金利を提供する。さもなければ顧客を奪われる」と語った。
融資を解約すると通常、違約金(融資残高の1~1.5%)が生じるが、客を奪うため、違約金の一部あるいは全部を肩代わりするサービスを提供する銀行もある。外資系から国内銀行に乗り換えた客の場合、違約金充当代金として2万Sドル(約150万円)の支援を受けた。

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