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経済

2008年4月15日

第1・四半期GDP成長率、7.2%の高水準

通産省は4月10日、第1四半期(1~3月)の実質国内総生産(GDP)成長率(速報値)が前年同期比7.2%だったと発表した。大方の予想を上回る成長率だが、薬品生産が拡大したのが大きな要因で、第2四半期以降も高成長が続く可能性は低いとエコノミストは予想している。米国の不況が長引くと予想されているためだ。
季節調整済み前期比成長率は16.9%だった。前期は4.8%の後退だった。速報値は主に1~2月の統計に基づいており、通産省は統計がそろった段階で正確な数字を改めて公表する。
製造、サービス業とも高成長だった。製造の成長率は13.2%で、薬品を含むバイオ医学部門の生産高が顕著に増加した。他の部門も、輸送エンジニアリング、精密エンジニアリングを除き生産が増加した。
サービス業の成長率は7.6%と前期(7.7%)並みを維持した。金融サービス業が最も成長率が高かった。
建設業の成長率は14.6%と2けたを維持したものの、4四半期連続の20%超の成長は達成できなかった。
米シティバンクのエコノミストは「米国の不況が長引き、シンガポールの輸出や信用収縮に影響する」とし、4月以降は第1四半期のような高成長は期待できないとした。

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