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経済

2008年4月10日

民間住宅、高級物件中心に値下がり

民間住宅が高級物件を中心に値下がりしている。サブプライムローン問題をきっかけにした信用収縮で市況が冷え込んでおり、「手ごろな物件でなければ買わない」といった動きが広がっているようだ。
住宅の仮登記統計から判断すると、オーチャード、ホーランド、ブキティマなど一等住宅地の高級コンドミニアムの第1・四半期の価格は前期と比べ30%ほど下がった。セントーサ・コーブの物件も2~23%値下がりした。一等地のコンドミニアム購入は投資目的が多く、市況の影響を受けやすい。
政府が最近公表した同期の民間住宅価格統計(速報値)では、価格指数は4.2%の上昇だった。
しかし高価格帯以外の物件も含め、不動産業界関係者の情報や仮登記から判断する限り、値下がりした物件の方が多いようだ。今年に入り数戸しか、あるいは1戸も売れていない高級開発物件もある。
住宅融資申請も衰え気味で、1月の融資認可は4,200件だった。前月の3,722件を上回ったものの、単月で昨年最大だった8月の5,319件と比べ21%の減少だ。信用調査機関のクレジット・ビューロー・シンガポールは、融資申請の増加率はさらに鈍ると予想している。

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