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IT

2008年4月4日

米モトローラ、携帯部門を閉鎖

通信機器大手の米モトローラは赤字部門の携帯電話事業を切り離すことを決定。シンガポールのアンモキオ工場を年内に閉鎖し、生産業務を低賃金国へ移管する。
モトローラはかつて携帯電話で主要な位置を占めていたが、2004年以来、ヒット商品がなく、ノキア、韓国のサムスン、ソニー・エリクソン、またiPod(アイポッド)を投入したアップルに押され、昨年は携帯電話事業で12億米ドル(約1,206億円)の損失を出し、7,500人の従業員を解雇していた。
アンモキオ工場で生産しているのは旧世代の端末。シンガポールの従業員数の25%ほどに相当する700人を解雇する。アジア太平洋地域本部機能は残し、業務統括、研究開発、ソフトウエア開発は引き続き行う。
モトローラに部品を納入している地元業者は、ジュロン・テクノロジーズとハイ・ピー・インターナショナル。ジュロン・テクはシンガポール以外の工場へも納入している。
モトローラの業務移管についてアナリストは、高付加価値、高性能製品以外では、生産拠点としてシンガポールは価格競争力を失った証拠としている。
ハードディスクドライブ(HDD)分野でもこの傾向は見られ、これまでの多くの生産業務が海外に移転された。

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