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経済

2008年4月1日

GDP成長、3%の可能性も=NTU予測

南洋理工大学(NTU)の計量経済学のチームは今年の国内経済について、米国が上期に不況に突入した場合、3%の成長にとどまり、米国が景気減速だった場合、5.5%の成長が可能との予想を示した。前期比で2四半期続けて経済活動が前期を下回ると、不況とされる。
チョイ・キーンメン准教授のチームが予測をまとめた。米国は不況になっても急速な回復が見込めるという。
CIMB-GK証券のエコノミスト、ソン・センウン氏は、「3%というのは最悪のシナリオだと思う。下期の世界的景気減速を想定している」との見方を示した。
シンガポール金融管理庁(MAS)が民間エコノミストを対象に実施した調査では、通年の成長率予想は平均6.3%から5.6%へ下方修正された。
チョイ准教授は、「中国、インドを中心にアジアの経済成長が影響をある程度緩和する。しかし消費者心理は冷え込み、消費は鈍る」との見通しを示した。
国内経済成長率が5.5%だった場合、物価上昇率は4.6%、雇用創出は14万1,000人、失業率は1.9%、賃金上昇率は月6%が予想されるという。
成長が3%だった場合、物価上昇率は3.9%、雇用創出は11万人、失業率は2.3%、賃金上昇率は3.5%が予想されるという。

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