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経済

2008年4月30日

原油価格高騰、1バレルほぼ120ドルに

原油価格が米軽質油で1バレル119.93米ドル(約1万3,000円)と過去最高を更新しており、上昇の勢いが止まらない。英国の製油所におけるストライキ、ナイジェリアにおける生産停止といった要素が価格押し上げ要因だ。ナイジェリアではストライキや反政府勢力による攻撃で生産が停止した。
原油価格は今年に入り既に25%近く上昇した。ブレント油は38セント高の116.72米ドル(約1万2,000円)だった。
価格は2002年との比較では5倍以上も上がっている。新興国における需要増で供給がなかなか追い付かないことが要因だ。為替相場における米ドルの値下がりも原因だ。原油取引は米ドル建てのため、米ドルの値下がりは価格上昇につながる。
米連邦準備制度理事会(FRB)の動きも注目されている。証券会社、MFグローバルのアナリストは「FRBが金利政策の現状維持を決定すれば、ドルを支えることができる。そうなれば原油価格の調整も考えられる」との見通しを示した。
金価格も3月17日に過去最高を更新して後、値を下げており、FRBの決定が価格動向に影響を与える見通しだ。
世界生産量の3分の1を生産している石油輸出国機構(OPEC)は「供給は足りている」との立場で、増産には消極的だ。

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