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社会

2008年4月29日

職業斡旋業者による詐欺が増加=消費者苦情センター

〈クアラルンプール〉
職業斡旋業者に仕事を斡旋されないまま登録料だけ騙し取られるという手口の詐欺が最近、増加している。
被害者の多くは主婦や新卒、学生などで、新聞やインターネットなどで募集している簡単なデータ入力や封筒挿入作業などをするだけで一日あたり50リンギほどの報酬がもらえるとのうたい文句に釣られて斡旋業者に200リンギほどの登録料を支払ったものの、何カ月経っても仕事を斡旋してもらえないというもの。同様の手口で全国消費者苦情センター(NCCC)に寄せられた苦情件数は2006年で523件、昨年679件、今年は過去3カ月だけで162件と増加しており、消費者クレーム法廷(CCT)に起こされた案件は昨年で263件、そのうちクアラルンプールは最多の187件だった。
職業斡旋業者の手口は巧妙で、登録費は個人情報資料の処理や電話代、コンサルティング代に使われると説明、応募者は「コンサルティング契約書」に署名させられ、業者から仕事の依頼が来るまで待つのだが、いつまで経っても仕事を斡旋してもらえず業を煮やしてNCCCへ通報してくるという。
NCCCでは通報してこない被害者も多いと見ており、国内取引消費者行政省や警察、人的資源省などが取り締まりを強化すべきとした上で、 応募者も個人レベルで用心すべきだと呼びかけている。

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