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社会

2008年4月28日

プロサッカー選手が八百長の疑い、汚職摘発庁が調査

〈クチン〉
汚職摘発庁(ACA)は4月24日、八百長を行った疑いでサラワク州代表サッカー選手5人、元マレーシア代表選手1人を逮捕し、事情聴取を行っている。またマレーシア・スーパーリーグ(MSL)の数チームも八百長の疑いで調査を受けているという。情報筋によると、逮捕された元マレーシア代表選手が八百長の仕掛け人だと見られている。
ACAサラワク支部のモハマド・ユソフ支部長は24日、逮捕の事実を認め、さらに逮捕者が増えるだろうと語った。警察サッカー連盟の選手も9人事情聴取を受けたという。
サラワクチームは13の州対抗リーグの最下位で、その負けぶりから八百長疑惑が浮上していた。加えて最近、サラワクのサッカーチームの選手が、先輩選手が試合日に多額の現金を所持していることを警察に報告、ACA が調査に乗り出したといわれている。
サラワク・サッカー連盟(FAS)は、今年2月に自ら数人を内部調査により謹慎処分とし、ACAへ調査を依頼しているが、チーム成績が振るわない理由については経営問題やチーム内の分裂、給料の遅滞なども一因だと説明している。サラワク代表のコーチ、ケンジュ・ジャマルディン氏は、2人の謹慎処分を認めたが、規律を乱したことが理由だと説明している。
マレーシアでは1994 年に大掛かりな八百長事件が発覚し、マレーシアサッカー連盟(FAM)より21人の選手とコーチが追放処分、58人が1~4年の謹慎処分を受けている。95年にはサバ州代表選手6人がサッカー活動の停止処分を受けた。昨年は元マレーシア代表のコーチがシンガポール・リーグの試合での収賄に問われ、5万Sドル(約380万円)の罰金命令を受けた。

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