シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPマラッカ海峡での海賊事件ゼロ、国際海事局調べ

社会

2008年4月22日

マラッカ海峡での海賊事件ゼロ、国際海事局調べ

〈クアラルンプール〉国際商業会議所(ICC)国際海事局(IMB)は、2008年第1四半期(1~3月)はマラッカ海峡での海賊事件の発生がゼロだったことを明らかにした。世界全体では、海賊事件発生件数は昨年同期の41件から49件に増加した。
IMBは、マラッカ海峡周辺諸国(インドネシア、シンガポール、マレーシア)の共同警備体制の強化が今期の海賊事件発生件数ゼロにつながったと分析。ポテンガル・ムクンダル局長は、「(第1四半期の)結果に甘んじることなく、今後も強化体制を敷きいつでも出動可能な体制にしておくことが不可欠だ」と述べた。
同局長はまた、近年では海賊の報復を恐れて通報しないケースもあるとし、ケーススタディや今後の対策のためにも通報はきわめて重要であると強調。船舶オーナーや海運業者、船舶保有国などは海賊事件発生の際に直ちにIMB海賊報告センター(PRC)への通報を行うよう呼びかけた。PRCへの通報は即座に周辺海域を警備する海上警察に連絡される仕組みになって
いるという。
IMBの発表によると、1~3月における海賊の最多エリアはナイジェリアのラゴス周辺で、全体発生数の20パーセントを占める10件に達した。次いでインドおよびアデン湾(紅海)が共に5件と多く、例年1位だったインドネシアは4件にとどまった。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPマラッカ海峡での海賊事件ゼロ、国際海事局調べ