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政治

2008年4月22日

汚職調査庁を独立機関へ改組

〈プトラジャヤ〉アブドラ首相は4月21日、年内をメドに汚職調査庁(ACA)を独立した委員会に改組する考えを表明した。ACAは先に独立機関への衣替えをアブドラ首相に提案。アブドラ首相も前向きに検討する意向を示していた。
アブドラ首相によると、ACAの独立化は国民が熱望している汚職追放に向けた4つの改革のうちの一つ。他の3つの改革は、▽向こう5年間での5千人の増員▽汚職情報に関する告発者の保護▽公共調達プロセスの見直し。公共調達プロセスの見直しについては、「お役所仕事」の解消を目的に設立された作業部会、「ペムダ(Pemudah=利便)」と政府官房長官
に対して見直しを指示したという。
ACAは香港の独立汚職防止委員会(ICAC)をモデルにした組織を提案しているとされ、消息筋によると、ACA提案では、起訴権は引き続き司法長官が保持するが、証拠不十分の時の対応についてはACA が精査、アドバイスする、との内容が盛り込まれている。
マレーシア人権委員会、弁護士会が独立機関への再編を歓迎すると表明。人民行動党(DAP)のリム・キッシャン顧問も、「議論の余地はない」との立場を示している。

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