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経済

2008年4月17日

鉄鋼価格の上昇、公共事業に影響=マレー建設協会

〈クアラルンプール〉
マレーシア・マレー人建設請負業協会(MCAM)は4月15日、国内の鉄鋼価格上昇がこれ以上進めば、第9次マレーシア計画(9MP)の実施に影響が出るとの懸念を示した。
MCAMのロスラン・アワン・チック会長は、現在建築業者は政府の設定した統制価格であるトン当たり2,225~2,419リンギよりも約1,000リンギ高い価格で鉄鋼を購入していると指摘。現在進行中のプロジェクトは高い鉄鋼価格のおかげで完成のめどが立ちにくくなっており、新規のプロジェクトも価格設定が困難で応札するのが難しい状況になっていると語った。
同会長はまた、国内の鉄鋼需要は国内鉄鋼生産量の60%に過ぎないにもかかわらず、鉄鋼業者が利益の多い輸出を優先しているため国内用の鉄鋼が不足し、価格が上昇する事態を招いていると指摘。これを解決するため、政府に対し鉄鋼とセメントの暫定的輸出禁止措置を要請すると語った。加えて鉄鋼の輸入解禁も要請、鉄鋼不足になればシンガポールやインドネシアから 安く輸入できるようにしたいと語った。
鉄鋼の価格自由化に対しても、価格が安定していないと見積もりや応札が困難なことを挙げ、生産者と購入者が納得できる価格を設定すべきだと語った。

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