シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP1セン硬貨廃止、新制度への移行に大きな混乱なし

金融

2008年4月3日

1セン硬貨廃止、新制度への移行に大きな混乱なし

〈クアラルンプール〉 4月1日付で1セン硬貨が廃止されたが、5セン単位に切り下げ・切り上げするという新制度への移行はおおむねスムーズに実施されたもようだ。
新制度では、1~2センの場合はゼロに切り下げ、3~7センは5センにまとめ、8~9センは10センに切り上げられた。例えば1.02リンギの場合は1リンギだけ払えばよく、1.06リンギの場合は1リンギ5センの支払いとなる。1.08リンギの場合は、切り上げられて1リンギ10センの支払いとなる。
国営ベルナマ通信の調査によると、消費者の多くは支払いが簡単かつスピーディになったと歓迎の意を示している。
1セン硬貨を多用していた大規模小売店の多くも、大きな混乱はなかったとしている。「マイディン」は3月28日に実施を前倒ししていたが、中には事情を知らない客もいたもののトラブルはなかったという。「ジャイアント」や「カルフール」も混乱はなかったとしており、「カルフール」ではあくまでも正確なおつりを要求する客のために1セン硬貨をある程度準備していたという。
中央銀行バンク・ネガラによると、これまでは年間3億6,000万枚の1セン硬貨が発行されており、廃止によって1,400万リンギ(約4億4,000万円)の節約になるという。市場には依然45億枚が出回っている。

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