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経済

2007年1月4日

サービス業が2008年の経済を牽引

〈クアラルンプール〉

DBS銀行が今年第1四半期(1一3月)の経済予測を発表した。昨年に引き続き、本年度も堅固な成長を保つサービス業界がマレーシア経済を牽引するとし、2008年の国内総生産(GDP)成長率は昨年の6%を上回る6.2%になると予測した。
サービス業界は2007年度第3四半期(7一9月)にこれまでにない10.5%の成長を見せ、国内経済成長の大きな牽引役となった。業界の中でも金融・不動産・ビジネスサービス部門は13.7%の成長、さらに特筆すべきは卸売り・小売・ホテル・レストラン部門で、2006年同期の11.6%を大きく超える14.4%を記録した。
DBS銀行エコノミスト、アーヴィン・シア氏が語ったところによると、昨年の経済成長は国内消費の増加が大きく貢献しているとし、その原因として観光客の増加、政府の不動産投資規制の緩和、労働賃金の値上げ措置があげられると説明した。
また同氏は、2008年経済の注視すべき点として、米国住宅ローン焦げ付き問題に伴うクレジット危機により発生する投資リスクと、農産物・原油価格の高騰によるインフレーションを指摘している。しかしながら国内経済の基盤は揺らぐことはなく、成長が続くだろうと予想している。
バンク・ネガラの金融政策については、現在の政策金利である3.5%が妥当だとし、短期的な見解による利率の引き上げは、好調な国内消費の妨げになると語った。

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