シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP7一9月のGDP成長、6.7%の高水準に

経済

2007年11月29日

7一9月のGDP成長、6.7%の高水準に

〈クアラルンプール〉

中央銀行バンク・ネガラは11月28日、2007年第3四半期(7一9月)の国内総生産(GDP)成長率が6.7%の高い水準を記録したと発表した。2004年第2四半期以来の高い水準で、5.8一5.9%とみられていた大方の予想を大きく上回った。
前年同期は6.0%、修正後の前期は5.8%だった。通年の経済成長率について中銀のゼティ総裁は、6%の達成も十分可能との見方を示した。
輸出が減速する中、堅調な国内消費が引き続き成長を下支えした。公務員の昇給や法人税引き下げなどで民間消費・民間経済活動が伸び、特にサービス業が10.5%の成長となって、製造業、建設とともに経済成長をけん引した。
サービス業では、14%の個人消費の伸びを背景に卸売・小売りのサブ・セクターが14.9%の高い成長を記録、不動産・ビジネスサービスも好調な株価水準に支えられて24.4%の高成長となった。金融・保険も8.8%の成長。運輸・倉庫、通信はそれぞれ13.4%、7.1%の成長を記録した。
製造業は1.5%成長だった前期から持ち直し、3.4%成長を記録した。14.5%の大幅成長を示した非金属・鉱物製品に支えられた。電気・電子、輸送機器はそれぞれ2.6%、3.9%の成長にとどまった。
農業は0.6%の低い成長だったが、マイナスだった前期からはやや持ち直した。鉱業は天然ガスが減産したものの、原油が7.1%増産したのが寄与して2.3%プラスに踏みとどまった。建設業は公共事業、住宅建設の伸びが貢献し、前期並みの4.7%成長となった。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP7一9月のGDP成長、6.7%の高水準に