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経済

2007年11月27日

政策金利を3.5%に据え置き=中央銀行

〈クアラルンプール〉

中央銀行バンク・ネガラは11月26日、今年最後の金融政策会議を開催、翌日物政策金利(OPR)を3.5%に据え置く決定を下した。
中銀は声明の中で、マレーシア経済が第3四半期も引き続き健全な成長を示したと分析し、この勢いが第4四半期も続くと予想。成長を支える国内需要の堅調さは2008年も続くだろうとした。金利政策の指針となるインフレについては、上昇傾向にあるものの依然として低い水準にとどまっていると指摘。ただし中期的には世界経済の物価上昇圧力は食料や燃料、一次産品を押し上げ、インフレ拡大リスクの要因となる可能性があるとした。
中銀政策会議はこれまで連続12回、金利を3.5%に据え置く決定を行ってきた。中銀は今年のインフレを2一2.5%と予想している。次回の会議は来年1月29日。

■一部のエコノミストは来年の利上げを予想■
来年について、一部のエコノミストはインフレ圧力を理由に、利上げを予想している。バンク・イスラムのエコノミストは、「成長鈍化よりインフレリスクが高まっている」と指摘。来年下期に中銀は金利を0.25ポイント引き上げると予想している。
英スタンダード・チャータード銀行も燃料値上げに伴うインフレ高進を理由に、中銀は来年下期に0.25ポイントずつ2回、引き上げると予想している。

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