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国際

2007年11月19日

テレコム子会社、カンボジアで携帯電話サービス拡充

〈プノンペン〉

テレコム・マレーシア子会社のテレコム・マレーシア・インターナショナル(カンボジア)(TMIC)はネットワーク改善と顧客ベース拡大に向けて、今後2年間に1億5,000万米ドル(約167億円)を投じる。TMICは11月15日、携帯電話サービスの新名称「ハロー」を発表するとともに、遠隔地のカバーに向けて基地局500カ所を増設する方針を明らかにした。
TMICの関係者によると、同社の携帯電話サービスは既にカンボジアの大半をカバーしているが、基地局増設で通信能力向上とサービス拡充を図る。カンボジア国内の観光産業が成長していることを踏まえ、アンコール・ワット遺跡のあるシエムリアップの通信能力を強化する。
TMICはここ1年間で基地局100カ所を新設し、通信能力を契約者50万人分に拡大した。今年第3四半期の顧客ベースは28万3,000人で、99%はプリペイド携帯電話のユーザー。現在15%の携帯電話普及率が上昇した場合、ユーザー1人当たりからの毎月の平均収入9米ドル(約1,000円)減少するとみられる。
カンボジアの主な携帯電話事業者は、モビテル(シェア58%)、カンボジア・シナワトラ(23%)、TMIC(18%)の3社。TMインターナショナルは昨年3月、元合弁相手のタイ企業サマートが保有していたTMIC株式49%を取得し、全額出資子会社とした。TMICは100万米ドルを投じた新ブランド投入で、タイ企業のイメージ払しょくを図る。来年2カ所の事業拠点を新設し、国際ローミングの提携先を181社から450社とほぼ倍増する。

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