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金融

2007年11月14日

1セン硬貨廃止し5セン単位に 

〈クアラルンプール〉

中央銀行バンク・ネガラと通産省は11月13日、通貨支払いにおける端数処理メカニズムを来年4月に導入すると発表した。1セン硬貨の流通を原則廃止し、5センを最少単位とする。1一2センの場合はゼロに切り下げ、3一7センは5センにまとめ、8一9センは10センに切り上げられる。
例えば1.02リンギの場合は1リンギだけ払えばよく、1.06リンギの場合は1リンギ5センの支払いとなる。1.08リンギの場合は、切り上げられて1リンギ10センの支払いとなる。
同端数処理メカニズムの対象となるのは、個々の請求アイテムではなく、税金を含めた最終支払い総額における端数だけ。現金あるいはクレジットの対面取引に限って行われ、オンライン取引には適用されない。レシートには、端数処理前と処理後の金額明細を記すことが求められる。1セン通貨は、法定通貨としては今後も通用する。

■貨幣鋳造コストが年1,400 万リンギ節約に■
原料の銅価格の高騰で、1セン硬貨の生産コストが額面割れしている。1セン硬貨を廃止することで、中銀は年間1,400万リンギ(約4億8,500万円)の鋳造コストが節約できる。
中銀は年間3億6,000万枚の1セン硬貨を発行しているが、中銀に戻ってくるのはわずか1%だけだという。市場には44億枚が出回っているとされる。

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