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経済

2007年11月6日

世界的な物価上昇の波、マレーシアにも影響

〈ペタリンジャヤ〉

世界的な物価上昇が、マレーシアにも影響を与えている。石油価格の上昇、地球温暖化による小麦の不作、バイオディーゼルや飼料の需要拡大が、世界的な物価の上昇を引き起こしており、マレーシアでも小麦、牛乳、とうもろこし、大豆、米などの主要消費物品の値上げが続いている。
今年1一9月の消費者物価指数(CPI)は、平均で2%の上昇を記録、最高値はアルコール飲料とタバコの7.3%だった。しかしながらペナン消費者協会(CAP)のS.M.モハマド・イドリス会長によると、この数値は実際の物価上昇を反映しておらず、消費者は数字以上の物価上昇を実感しているはずだという。
ハイパーマーケット運営会社、マイディン・モハメド・ホールディングス(MMHB)のアミル・アリ・マイディン取締役は物価上昇について、これが世界的な状況ならば、経済メカニズムによって切り抜けるべきだと言明。同氏は、政府が石油、小麦粉、米などに統制価格を設けることは、この先何年もできることではないし、経済をゆがめることになると懸念を表明した。ま た、賃金が意図的に低く押さえられていることも問題だとし、補助金をなくしてその分賃金を上げれば、物価の上昇は切り抜けられるはずだと語った。

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