シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP製油所投資、建設コスト上昇がネックに

経済

2007年11月28日

製油所投資、建設コスト上昇がネックに

アジアで中国、インドを中心に石油製品需要が高まっており、製油所投資が必要になっているが、需要増に見合った能力増強が行われるかは不透明だ。建設資材、労賃などコスト上昇が顕著だからで、シンガポールを含めた域内における最近の製油所、石油化学プラント建設費用は以前の倍以上になっているもようだ。
中国は1日22万バレルの精製能力がある製油所を9カ所所有しており、同規模の製油所を31カ所、建設する計画を最近発表した。
インドも製油能力の強化に乗り出しており、リライアンス・インダストリーズは西部ジャームナガル製油所の能力を同124万バレルに倍増する。エッサー・オイルも70万バレルに能力を強化する。両社合わせた製油能力は190万バレルになり、シンガポールの130万バレルを上回る。
インドではほかにも製油能力強化計画があり、英蘭シェルの技術部門子会社、シェル・グローバル・ソリューション(SGS)が事業にかかわっている。
アジアの台頭はSGSの業務に大きく影響しており、アジア業務の比率が欧米業務を上回った。SGSはシンガポールでは、ジュロンタウン公社(JTC)が計画している洋上石油備蓄基地計画への参加を狙っている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP製油所投資、建設コスト上昇がネックに