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国際

2007年11月20日

ASEAN憲章、ビジョン実現が重要=首相

東南アジア諸国連合(ASEAN)の一連の会議が11月19日、開幕した。同日の外相会議で加盟国は域内の最高規範である「ASEAN憲章」の最終案に合意した。11月20日の首脳会議で調印する。全加盟国は1年以内に批准手続きを完了する。
憲章はこれまでの「全会一致」から一歩踏み出し、一致が見られない場合は首脳会議が特定の方法で意思決定できるとの柔軟規定が盛り込まれる。
会議を控え地元紙との会見に応じたリー・シェンロン首相は、「憲章は画期的出来事だ。しかしすべての加盟国が全力で取り組んで初めて、憲章に掲げられた未来像が実現する」と実際の行動に移すことの重要性を指摘した。
リー首相は憲章を、「ASEANを緩やかな地域組織から、ルールに則った実効性ある組織に生まれ変わらせる」とした。
ASEANは2015年の共同体構築に向けた文書にも調印する。リー首相は、「統合し緊密になったASEANは域外パートナーとの関与を強め、経済開発、地域安保、気候変動、環境保護など共通する課題にともに取り組むことができる」と組織強化の重要性を強調した。
加盟国の経済発展の度合いが異なることについては、「この多様性が強みであり、同時に束縛ともなる」と述べた。

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