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政治

2007年11月13日

「チャンギ空港を作った」シム元次官、死去

事務次官としてチャンギ空港建設に携わったシム・キーブン氏が77歳で死去した。17年前に胃がんで胃を半分摘出しており、がんの悪化で入院していた。
リー・クアンユー顧問相から「最もやり手の事務次官」と評された人物で、造船所だったケッペル・シップヤードを世界的企業に育て上げるなど、政府系企業の建て直しでも功があった。
運輸通信次官の時代に、チャンギ空港建設を委ねられた。空港は1981年の開業以来、何年にもわたり「世界で最も優れた空港」などの賞を受賞している。
マラヤ大学を1953年に卒業後、公務員になり、わずか9年後の62年に国家開発省の次官代行、翌年には財務次官に。国営商社、イントラコの設立も委ねられた。
運輸通信次官任命は75年で、79年に公務員トップに。84年の退官と同時にケッペル会長と民間航空庁(CAAS)長官に就任。チャンギ空港運営では、トランジットエリアからの国内電話の無料化、迅速な手荷物処理を実現した。
リー・シェンロン首相は「シム氏はシンガポールの今日を作った政策の考案、実施で役割を果たした」と、長期にわたる公務員勤務をたたえた。
ゴルフ好きで、タナメラ・カントリークラブを創設し、会長を務めた。

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